組織風土改革の成否を分ける大きな要因の一つが、推進体制の質です。組織の風土づくりを、経営企画部・総務部・人事部・人材戦略部といった関連部署に「役割」として任せるだけでは、なかなかうまくいかないのが現実です。
特に風土改革を必要としている企業では、縦割りがはっきりしていたり、部門間の壁が高かったりすることが多く、特定の部門に任せた形では、本質に迫った成果の上がる風土改革になりにくいものです。
私たちが提案するのは、部門や階層を超えて編成される「変革の推進エンジン」としての事務局です。専任メンバーの軸となる推進力と、兼務メンバーがもたらす現場の知恵や多様な視点。この両輪があってこそ、組織の隅々まで響く変革が実現できます。
変革を加速する推進エンジンとしての、事務局体制の構築を支援します。
求められる機能と動き出すまでのプロセス
- 単なる事務作業の担当ではなく、変革の推進「エンジン」
- 改革の一貫性と継続性を担保する「司令塔」
- トップマネジメントと各部門・現場の意見を紡ぐ「ファシリテーター」
- 部門間の利害を調整しつつ、部門横断的な活動を推進する「リーダー」
- 部門ごとの活動を後方から支える「サポーター」
事務局に求められる機能
ここで掲げる5つの機能を、事務局メンバー全体で実践できることが理想です。風土改革の進め方次第では、小規模な事務局機能でスタートすることもあるので、あくまで機能の全体像として確認いただければと思います。
- エンジン(企画・立案機能)
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- 経営戦略・中期経営計画・経営理念に基づく組織風土改革のあり方の具体化
- 予算管理と資源・工数配分の最適化
- 最適なメンバー構成など、推進体制の構築
- 司令塔(統制・管理機能)
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- 改革施策の進捗モニタリング
- KPIなどの設定と達成度評価
- 社内への進捗状況等の発信を通じた、改革マインドの醸成
- ファシリテーター(対話・調整機能)
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- 経営ニーズが正確に現場に伝わるようにするための、表現・伝え方の整理
- 定期的な経営と現場の間での意見交換等の設定
- 経営効率化につながる現場フィードバックの活用・提言
- リーダー(推進・連携機能)
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- 部門横断プロジェクトの組成
- 部門間の役割分担の明確化
- キーパーソンの発掘と巻き込み
- サポーター(支援・育成機能)
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- 部門ごとの改革活動の課題解決支援・相談対応
- 好事例の横展開と共有
- 改革推進人材の育成
事務局が動き出すまでのプロセス
組織風土改革を進めていくにあたって、メンバーが潜在的に不安に思うことは「予算」と「評価」です。
コンサルに対する予算を付けたとしても、実際の活動の中で、なにかイベントをやろうとしたときに、予算が足りなくてできないという場合もあります。評価においても、たとえばメンバーAが自部門の上司Xとの評価面談の際に、風土改革活動に対しての評価が一切ないとしたら、ただのボランティアではないかという疑念がわいてしまい、活動に本腰が入りません。
業績改善につながる活動であるという意識のもと、風土改革のポジショニングをきちんと示していかないと、そもそも活動が成功することはなく、事務局が動き出す段階で、このあたりをきちんと明確にしておくことが重要なのです。
- 担当役員・主担当者による、予算や要員数の検討
- 外部委託する場合の委託範囲を検討
- 委託先の選定
- 組織規模に応じた事務局構成員数の設定
- メンバー専任/兼任の割合決定
- メンバーの人事評価のあり方
- 全メンバーが揃った際に揃う「社内の情報量・質」の想定
- メンバーの選定基準・指名方法を決定
- メンバー指名
スキルや役割は、活動を進めながら育てていくことができます。ファシリテーションも、データの読み解きも、はじめから完璧である必要はありません。
ただ、メンバー選びで一つだけ大切にしたい共通点があります。それは、良くも悪しくも、会社のことを本気で考えているということです。
普段は物静かでも、近しい人から見れば「この人はよく考えているな」と分かる。あるいは、普段は文句が多くても、その言葉の奥に会社への真剣な思いがある。そうした人こそ、風土改革の芽を持っています。
従順な人ばかりで固めることが、良いわけではありません。むしろ、健全な違和感を口にできる人がいてこそ、変革は本質に届きます。
こうした「芽」を持つ人を、私たちと一緒に見極めていく。そこから事務局づくりは始まります。
- 担当役員・主担当からの風土改革を必要とする状況に至った経緯の説明・質疑応答
- 組織風土改革の全体像と事務局のミッションの設定
- 活動名を決める
- 事務局の権限と責任、各メンバーの事務局活動における評価に関する定義
- 活動計画の策定
- 会議体の設計
- 報告ラインの確立
- 必要ツールの整備
- キックオフの実施
事務局構築ならびにキックオフまでのプロセスにおける弊社の役割
- 体制構築支援
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- 組織規模・特性に応じた最適な体制案の助言
- メンバー選定支援
- 権限・役割の明確化支援
- 経営層との他社事例等を踏まえた、風土改革方針の議論
- 運営支援
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- 会議のファシリテーション・事例共有
- 事務局向け研修(ファシリテーション研修など)の実施
- 各種資料作成支援
- 活動開始支援
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- キックオフ時の運営サポート
- 初期の会議運営支援
- 課題対応へのアドバイス